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日本の学校の掃除習慣で学べること

海外で大活躍しているアスリートが、競技場やベンチでゴミ拾いをしたということで話題になっていました。
なんでも海外、特にアメリカでは「掃除は掃除夫がするもの」という認識があるようです。
また海外で暮らしていた日本人が日本に帰って、子どもを小学校に通わせたとき、掃除をさせられてびっくりしたなどという話も聞きます。
日本では小さい頃から、教育の一環として掃除をさせるのは当たり前です。
柔道や茶道など伝統的なものは全てそうですが、身の回りを自分で清めるのはそれも含めて修行であるという考えもあります。
確かに海外では「掃除はそれを仕事にしている人間がするもので、他に仕事のある自分は関係ない」とされています。
でもさりげなくゴミを拾えるアスリートのような謙虚な姿勢は大切ではないでしょうか。
気づいたら自分でする、という姿勢は余裕にもつながります。
最近は「海外では」という言い方をする人も増えてきましたが、日本ならではの教育も大切にしていきたいです。

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